昨日見えられたお客様は脱毛剤でかぶれて大変な思いをされたと言って来店されました。
赤く腫れて痒くなり大変な思いをされたようです。
脱毛剤は毛を溶かすものです。
チオグリコール酸カルシュウムが配合されています。
それにアルカリ剤が入っています。
毛はたんぱく質で出来ています。
皮膚もたんぱく質。
同じたんぱく質ですから
毛だけを処理するといっても皮膚にも影響があるんですね。
髪の毛を染めるカラー剤にも含まれています。
カラー剤は髪の毛は解けないので身体の毛だけを溶かすとなるとカラー剤よりも、もっと強くなくては毛を溶かせませんね。
そう思うとかなり皮膚に負担がかかります。
皮膚の弱い人はかぶれて当然です。
ですから、除毛剤をした後はPHバランスを整えるために、肌を鎮静する為に
弱酸性化粧水を含ませたガーゼなどで
シップのように貼って置くといいです。
大抵の人は髪の毛のカラーはひと月に1回ぐらいされていますね。
ひと月開ければ頭皮も髪の毛も回復してきます。
でも腕や足などの身体の毛は3.4日するとまた、チクチク生えてきます。
ですから皮膚が回復する間もなくまた、強いアルカリ剤入りの除毛クリームをつけて処理するわけです。
人によっては
カラー剤とカミソリ処理を重ねます。
チョットそれますが
カミソリの処理も
毛を剃りながら皮膚表面の角質を削っているのです。
そうなると、ダブルで皮膚を痛めつけてしまう事になります。
角質は結構大事で、外からの刺激から皮膚内部を保護する働きがあります。
その保護シールドがなくなるとチョットしたものにも反応してしまう肌になります。
他の人はなんでも無いものでも炎症を起こしてしまいます。
また、皮膚は賢く
カミソリや紫外線、なとから皮膚内部を守るためにメラニンを増やしたり皮膚を厚くしたり硬くします。
これがいわゆる黒ずみやシミになってくるのです。
ヒジやヒザなどは他の部分より黒くなっている人もいますね。
それはヒジをついたりヒザをついたりする回数が多い人もなっています。
脇なども毎日カミソリで処理している人は
若い人でも黒ずみになっています。
これは先ほど説明したメラニン色素を増やして皮膚内部を保護する作用からシミや黒ずみになっています。
刺激を与えなければだんだん黒ずみは回復してきます。
今は昔と違って安く脱毛できる時代です。
毎日の面倒な処理時間と皮膚への負担を考えると
一年中処理する脇は脱毛する方が気持ち的にも肌にも優しいですね。